19SSは幻⁉セリーヌの定番テディジャケットを紹介
本記事では、セリーヌのテディジャケットについて、現行でも取り扱いのある定番モデルと、定番モデルに隠れた2019年のレアモデルを紹介いたします。
テディジャケットとは
テディジャケットとは、ブルゾンの名称です。
スタジャンのようなジャケットをイメージするとわかりやすいでしょうか。
しかし、スタジャンのようなカジュアル寄りではなく、モードなスタイルに取り入れられるアイテムです。
有名なテディジャケットは、サンローランがあげられます。
こちらのアイテムは、サンローランのクリエイティブディレクターを務めていたエディスリマンによって制作されました。
肩周りのレザートリム、リブ編みで仕上げたストライプの襟、袖口、ウエストバンドが特徴です。
シンプルでありながら抜群の存在感を放つジャストで、サンローランの人気アイテムとして定着いたしました。
セリーヌのテディジャケット
エディスリマンはその後、サンローランからセリーヌに移籍し、セリーヌでクリエイティブディレクターを務めています。
そしてエディスリマンは、セリーヌでもテディジャケットを生み出しております。
代表的なテディジャケットは、こちらのアイテムです。
テディジャケット / コーデュロイブラック(定価:302,500円)
サンローランのテディジャケットの雰囲気は残しつつも、襟を付け、素材はコーデュロイを採用しており、よりドレッシーな仕上がりとなっております。
アイテムはそのほかにも、ウエスタン調のタイプや「C」のロゴがワンポイントであるタイプなどがありますが、こちらのタイプはなかでも人気で、セリーヌの定番アイテムとなっております。
19SSのテディジャケットは別仕様
こちらのタイプのテディジャケットは、エディスリマンがセリーヌに就任した2019年から販売されております。
実は、2019年春夏に出た初期のテディジャケットは、現行と仕様が若干異なるのです。
初期モデルの素材は、コットン76%、ポリエステル24%でした。
一方、現行モデルの素材は、コットン100%になっております。
配合されている素材が異なるので、着心地が若干異なります。
もう1つ、着目すべき仕様の違いがあります。
それは、ボタンの色です。
現行モデルのボタンの色は黒色です。
しかし、初期モデルのボタンの色は白色なのです。
この特徴は、初期モデルにしか見られない仕様です。
パッと見では分かりませんが、ボタンの色で見分けがつくため、こちらのモデルは知る人ぞ知る幻のアイテムとなっております。
まとめ
本記事では、セリーヌのテディジャケットについて、以下の点を解説いたしました。
- セリーヌのデディジャケットの定番モデル
- 定番アイテムの初期モデルは現行モデルと仕様が異なるレアアイテム
ご紹介した初期モデルは、現行モデルに比べ流通している数が少なく、かつファンが手放さないため、滅多に出回りません。
出回る場合も、初期モデルを知っている人やお店であれば、中古にもかかわらず定価以上の価格で取引されています。
それだけ価値あるアイテムであることの証明です。
気になる方は、常に市場をウォッチしながら出回るタイミングを狙いましょう。